【リトリークス】メタルリップクランク『メタロ』予約受付中

オリカラの開発を中心に、様々な面で弊店がお世話になっている 森田健太郎氏が立ち上げた エリアトラウトブランド『リトリークス』より、 処女作となるルアーが2025年10月17日(金)にリリースされます。 その名はメタロ。 

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【予約受付中 10月入荷】リトリークス メタロクランク30 タイプF-R –

正式名称は メタロ クランク30 タイプF-R になります。 メタロはクランクベイトの形状をしていますが、トップウォーターとして運用するプラグです。 既に各社から同じ使い方をするプラグが多く発売されているのが現状ですが、そんな中でどのような使い分けが出来るのか、森田健太郎氏に直接伺ってきました。 

①類似製品との使い分け

他のトップ系プラグは元より、エリアトラウト用として現在発売されている全てのプラグと明確に違うのが、名前の由来でもあるメタルリップです。 このメタルリップがもたらすのが、他の追随を許さない強波動。 それによって、従来のトップ系プラグに比べてローテの早い段階に組み込むことができます。 スプーンで例えると、放流直後にオレ金の重たいスプーンを投げるように、魚が表層を意識しているタイミングで第一に投げるトップウォータープラグとなります。 数多くのトップ系プラグを揃えたとしても、いま何を投げるのがベストなのか、その状況を的確に掴むのは容易ではありません。 そんな状況で一発目に何を投げればいいのか明確にできるのは、一分一秒が惜しい競技シーンだけではなく、のんびり釣りを楽しむ日にも強い味方となります。 表層が騒がしい時は、まずメタロを投げ、その反応を見ながらトップ系プラグでローテを組むことが出来るのです。  

 この強波動はクリアウォーターは勿論、マッディな水質にも相性が良く、深く潜るダイビングアクションやポッパーで呼び出すような水深に定位する魚までも、表層のウェイキングで水面まで引きずり出すことができます。 また、強波動により深くて強い“良いバイト”が引き出すことに成功しました。 ニジマスにとって弱々しく動く物は最小限の動きで優しく咥えることが多いですが、それとは反対に強く動く物は、ニジマス自身も大きな動きで強く押さえつけることが多いです。 これにより、不安定になりがちなトップウォーターでのフッキング率が向上。  

 当たり前の話ですが、どれだけ多くのバイトを引き出せても、フッキングしなければそれで終わりです。 フッキング率の高いルアーというのは、それだけで大きなアドバンテージになります。 

②使い方

他の類似製品とは明確に違うキャラクター性を持ちながら、使い方は殆ど同じ。 今まで培った誘いのスキルをそのまま活かしつつ、今までのルアーでは狙いきれながった魚を狙うことができます。 リーリングによるストップ&ゴーが基本ですが、ロッドワークによるアクションもオススメです。 

 メリハリのあるアクションで、ぼんやりとしている魚までもが思わず口を使ってしまうメタロ。 上級者向けの運用にはなりますが、リーダーの太さや長さを変えることで、動きの質に違いを出すこともできます。 

③純正フック

 出荷時にはヤリエさんのSTフック8番が、ベリー・リア共に、後ろ向きにセッティングされています。 トラウトキング選手権大会プロシリーズにて、トップ展開に持ち込み初代王者となった森田健太郎氏がテストにテストを重ね、どんな状況でも高い平均点を出せるセッティングがSTの8,8後ろ向きセッティングだったそうです。 ST9番キャンバス8.6番に替えたり、フックを前向きにセットするのも状況によっては非常に効果的ですが、それらは尖った状況で120点を出すためのセッティング。 まずは出荷時のままで試し、メタロのポテンシャルを感じて下さい。 参考までに、森田健太郎氏がオススメするセッティングを幾つか紹介します。 ・キャンバス8.6番では掛かりづらい時→FAフックに変更 ・突き上げるようなバイトが多い時→リアフックを前向きに変更 ・トップに不慣れでフッキングが苦手な方向けのオススメセッティング→クラッチフック8番に変更

④開発において苦労した点

トラウト用ルアーにおける金属素材のリップ自体が殆ど前例がなく、実質ゼロからのスタートでした。 厚み、長さ、形を全て自分で試しながらメタルリップの可能性を探ったが、メタル故のデメリットも多く、当初予定していたロングリップのDRクランクは開発が難航。 そんな中、メタルリップのメリットを最大化させながらデメリットを打ち消せるウェイクベイトに開発の照準を切り替え、今に至ります。  

 ゼロからの開発は困難を極めましたが、大きなメリットもありました。 先行開発品が無いことにより、柔軟な発想をそのまま形にすることができ、マイスターが大会で釣り勝つために求めるスペックを妥協しないで突き詰めることができたのです。 釣果にこだわるトーナメンターが開発したからこそ、結果的にトーナメントに出ない人にも優しいルアーが出来上がりました。 

⑤他のカラーについて

今回販売されるのは、全体のうちの2色のみ。 他の色に関しては年内に全てリリース予定だそうです。 リトリークスとしても、そこは頑張ると言ってくれました。 

⑥今後の商品展開について

最近発表されたエリア用ペンシルベイト『パイロン60 Rxチューン』は年末〜翌年にかけて発売予定! これはトーナメンター向けというよりも、大物狙いだったりエンジョイ勢にこそ試して貰いたいルアーに仕上がっています。 

リトリークスは『面白いことをやりたい!エリアトラウトを楽しみたい!』という所から始まっており、エンジョイ勢だとかトーナメンターだとか、垣根なんて無く考えている森田健太郎氏。

「みんなを驚かせたい!楽しませたい!」

「既にあるものをリメイクする方が圧倒的に簡単だけど、あえてイバラの道を進んででも、新しくてワクワクすることを!」

これからのリトリークスを楽しみにしていて下さい。

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